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wired-glass No.2
(8mmフィルム/6min/2013)

●2013年10月、かつて住んでいたこの地の、二年ごとの喧騒と静寂の一週間の昼と夜、8ミリカメラの手動クランクをぐるぐる回し、光をぐるぐるとかき混ぜ、親しい皆の影を織り込んでゆく。CRAYONは光のクレヨン。光の粘土細工。クレイジーな光。

●手持ちバルブ撮影では、撮影対象はディティールが失われて抽象画のごとく、複雑な線や色調と化す。それは幼児が描く自由なクレヨン画のように、手が動くままに自由に描ける手法でもある。
この作品ではそこに立ち帰り、訪れた山形で身の回りの風景や夜の風景を中心に、手のおもむくままに描くことを意識して撮影を行った。

 

OPEN FILM BOX Vol.15“GOODBY LAB” <フィルムメーカーズフィールド主催、福岡>
<2013年11月23日/福岡・箱崎水族館 喫茶室>

8ミリフィルム作品上映会「サヴァイヴァル8」
<2014年11月15日/大阪・ASYL>




作品プレビュー

動画による「プレビュー」について

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