往還機 / Shuttlecraft ●我々の身体は常に移動する。その移動の中で様々なスケールの現実が立ち現れる。 飛行機の窓から目が触れるマクロな現実。生活の中で手が触れるささやかな現実。屋上を走る猫が振り撒く視線。空を仰げば視界の片隅には黒点として微動する飛行機。その窓からぼんやりと外を眺め、地表に注がれる視線。それは私自身のものだったのかもしれない。 ●視線のリレーによって変容する主体。それらを連続の中につなぎ止めている世界。そしてカメラ。
「きみが何だって?」同じ委員がたずねた。 (コードウェイナー・スミス「酔いどれ船」) version1 version2 |
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