Kawaguchi Hajime Film works index
POINT 1415 (Video/24min/1996)
●現実世界を記述する「定数」。呪文のようなその数列は我々にとって確かに感じられるこの世界を保証する。 そしてそれに支えられながら、我々は世界を観測する。我々の無数の視線の乱反射の中、我々の中に世界が構築される。 構築された世界もまた「定数」を紡ぎ出してゆく。 観測者であること、それが我々の存在理由ではないだろうか。
●定数・日常・死といったキーワードをもとに構成された視覚的体験。 なお、この作品では「円周率」によって、定数を象徴している。